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  • 執筆者の写真ふみ ラアル

つながる2021年

先週から毎日寒い日が続いていますね。

ヨーロッパには寒波が流れ込み、マドリッドは記録的な大雪。


実家の母親と電話をすると、大概その日の天気の話から始まりますが、

去年は、「こっちは今日雨なの」「へー、こっちは快晴だよ」、

「今日は寒くてねー」「こっちは今日は日差しが暖かいよ」など、

天気がほとんど一致せず、「世界は広いね」なんて言っていたのですが、

今年の秋冬は、どうしたわけか、同じ天候の日がよくありました。

こちらがいい天気ならあちらもいい天気、気温がグッと下がれば向こうもグッと下がる。

昨年の冬は数ヶ月にわずか数日の日照時間だったのですが、

今年は秋晴れの日が多く、冬もまるで日本のお正月を彷彿とさせるような冬晴れが訪れることもありました。

もちろん気候区分が違うのですから、偶然と言ってしまえばそうなのですが、

なんだかまるで同じ何かに覆われているのでは、と思うほど同じような天気の日が多かったです。


さて、未だ世界が何かに覆われているような日々が続いています。

フランス支部でも講座は開講の目処が立たず、講座生向けの講座や練習はオンライン対応です。

そんな中、東京本部から機関紙『原点』が届きました。

水際対策が強化され、空港や飛行機が遠い存在に感じられますが、

郵便は飛行機に乗って無事に届けられています。

この原点が東京本部を出てから、ここフランスの郵便ポストに届くまで、

どれだけの方が関わっていらっしゃることか・・・想像もできません。


郵便、インターネット、暖かい言葉、そして手紙からも画面からもふわっと伝わる心のようなもの。

握手をして、カフェでお茶をして、という機会はなくなりましたが、

いろんな方法で繋がり続けることはできるのかもしれません。


今週も冷え込みますが、どうか暖かくしてお過ごしください。



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