井本整体の機関紙『原点』の井本先生の巻頭言で、機械と人間の修理の違いについて
お話がありました。
機械の修理は、消耗した部品を交換するのに対し、
人間の体は、使えば使うほど力がついて、壊れれば自力で再生しようとする。
余分なものは排泄する。
ついつい保身になり、「十分な休養を摂らないと・・・」と思ってしましますが、
動かしながら直す、体から出るものを怖がらずに排泄してリフレッシュする、
そんな機械にはない機能が体には備わっているんですね。
さて、車を運転していると、よくわからないマークが点灯。
ガレージに持っていって検査をしてもらうことになりました。
ライトに水滴が浸入している、オイルが不足している、
タイヤの空気圧が左右で異なる・・・
病院に行って検査をすると、あちこちに問題が見つかるのと同じように、
車も検査に出した途端、「よく今まで無事に走っていたものだ」と思うぐらい
不具合が見つかるものです。
夕方車を引き取りに行こうとしたらガレージから電話が。
「ブレーキパッドも消耗しているので交換しますから、時間もう少しかかります。
ついでに費用ももう少しかかります」
予定していた額の倍の請求がやってきました。車の修理ってどうしてか必ずこうなりますね・・・。
そういえば、昔、父は車の時計をわざと5分進めておきました。
ところが車検に出したら、ぴったり時刻が正常に戻っていました。
おかげで次の日、電車に乗り遅れそうになったそうです。
生活習慣や職業などで、それぞれの体には癖のようなものがあり、
なんでも真っ直ぐなら良いというものではないのでしょう。
車もこの程度の歪みはそっとしておいてもいいのかもしれませんね。
朝晩冷え込むようになりました。
ガレージの前からは澄み切った夕暮れ。
暖かい週末をお過ごしてください。
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